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ファイナルファンタジーシリーズ > チョコボシリーズ > チョコボコレクション
チョコボコレクション
ジャンル オムニバス
対応機種 プレイステーション
開発元 スクウェア、パリティビット(『-スタリオン』)、ミッシングリンク(『ダイスDE-』)
発売元 スクウェア
人数 1人(『-スタリオン』)
1-2人(『-レーシング』)
1-4人(『ダイスDE-』)
メディア CD-ROM3枚
発売日 1999年12月22日
価格 7,800円(税別)
その他 『-スタリオン』:ポケットステーション対応
『ダイスDE-』:PS用マルチタップ対応
  

チョコボコレクション』(Chocobo Collection)は、1999年12月22日スクウェア(現スクウェア・エニックス)が発売したプレイステーションゲームソフト。チョコボシリーズの3タイトルを同時収録したパッケージソフトであり、それぞれ3枚のディスクに分かれている。

Disc 1:『チョコボスタリオン
育成シミュレーションゲームセーブには9ブロックを要し、ポケットステーションにも対応している(+5ブロック)。
Disc 2:『チョコボレーシング 〜幻界へのロード〜
レースゲーム。2人同時プレイ可能。
Disc 3:『ダイスDEチョコボ』
ボードゲーム。本作オリジナル作品。ダイスDEチョコボの節を参照。

概要[]

ファイナルファンタジーシリーズ(以下、FFシリーズ)に登場するチョコボの満10歳記念として発売され、育成シミュレーションゲームレースゲームボードゲームの3ジャンルのソフトが同梱されている。ただし、それぞれのタイトルは完全に独立しており、ゲーム内容や世界観に繋がりはなく、各セーブデータの相関性もない。

既に発売されていた『チョコボレーシング』以外は新作であったが、本作『チョコボコレクション』と単品の『チョコボスタリオン』が同時に発売されたため、『チョコボコレクション』を買うことでしか遊べなかったタイトルは『ダイスDEチョコボ』だけとなる。他の2タイトルは単品で発売されたものとゲーム内容に変更はない。

それぞれのCD-ROMの盤面はチョコボのカラーイラストの特製ピクチャーレーベル仕様となっており、単品のソフトの盤面とは異なるデザインになっている。

ダイスDEチョコボ[]

ダイスDEチョコボ
(ゲームアーカイブス版のデータ)
ジャンル ボードゲーム
対応機種 プレイステーション3 / プレイステーション・ポータブル
開発元 ミッシングリンク
発売元 スクウェア・エニックス
人数 1-4人
メディア ゲームアーカイブス専用
発売日 2008年7月23日
価格 600円(税込)
その他 振動対応
  

ダイスDEチョコボ』 (Dice de Chocobo) は『チョコボコレクション』のDisc 3として収録されたオリジナル作品である。FFシリーズでお馴染みのチョコボが主人公となり、デフォルメされたFFシリーズに登場するモンスターたちを相手に、ボードゲームで戦ってゆく。PS用マルチタップを使用した最大4人までのプレイに対応している。開発はミッシングリンクが担当した。この会社のゲーム開発部門は2002年に分社した電遊社へと移管されたので、電遊社の公式サイトでは同社が開発した作品のひとつとして紹介されている[1]。 本作は「スクウェア マスターピース」シリーズの1つとしてワンダースワンカラーでもリリースされる予定だったが、実現しなかった。その後、2002年12月13日に、ゲームボーイアドバンス用ゲームソフト『チョコボランド』としてリメイクされた(ゲーム内容に一部追加や変更がなされている)。

この作品は『チョコボコレクション』の一部として登場したため、本作のみの単品販売は長らくされていなかったが、2008年7月23日にはゲームアーカイブス配信タイトルとして、スクウェア・エニックスより『ダイスDEチョコボ』のみが単体で、プレイステーションストアにてプレイステーション・ポータブルプレイステーション3向けに配信が開始された。販売価格は600円(税込)。

ストーリー[]

ある日、チョコボが仲間のドル、黒魔道士、白魔道士、カーバンクルと一緒にピクニックへ出かけると、空から巨大なダイスが現れた。不思議そうにダイスを眺めるチョコボたちに、ダイスから突如強い光が放たれ、チョコボたちは別世界へと吸い込まれてしまう。

ルール[]

プレイするマップを選択すると、そのマップに設定された「目標クリスタルポイント(CP、このゲームでの通貨)」が表示され、この金額以上のCPを所持した状態でスタート地点に戻ることで勝利となる。同時プレイ人数は2人から最大4人まで行える。

友達魔石
サイコロを振り出た目の数だけ進み、進んだ先の土地が空いている場合、その土地の価格分のCPを支払うことで買うことができる。その際に、土地の価格の他に「友達魔石」という店番のようなものを召喚(配置)する必要があり、友達魔石を持っていない場合は土地を購入できない。
既に誰かが手に入れた土地に止まった場合は表示額分のCPをとられ、自身の土地に止まった場合は増資か友達魔石の重ね掛け(最大3体まで)や交代(古い友達魔石は無くなる)が行える。また、特定の条件を満たしていればライバルの土地を乗っ取ることもできる。ライバルの土地に止まり赤字になってしまった場合、既に手に入れた土地のどれかを必ず売却して赤字を補填しなければならない。
友達魔石は、ゲーム開始直後や、スタート地点に停止か通過したとき、およびマップ上のチェッククリスタルにピッタリ止まった場合に、CPを支払って購入できる。友達魔石はそれぞれ購入価格や土地の価格のアップ率などが違い、キャラクターそれぞれの様々な追加効果を持つ。
攻撃魔石
ダイスを振る前に「攻撃魔石」を使用することもでき、プレイヤーキャラクターや土地にいる友達魔石に様々なステータス異常を与える。効果範囲は土地1マスで、その土地にいる全員に有効。ただし、対象者が効果を受けた攻撃魔石と同じ攻撃魔石を所持していた場合、相殺されその対象者への効果が消滅してしまう。これは自分自身が使った場合も例外ではなく、2つ以上同じ魔石を持っている状態で自分自身に有利な攻撃魔石を使用しても、相殺され魔石が2つとも無くなってしまう。また、最初から一部の攻撃魔石に耐性を持つキャラクターも存在する。
攻撃魔石は、スタート地点に停止か通過したとき、およびマップ上の「召喚屋」に停止か通過した場合に、CPを支払って購入できる。また、最下位の場合は召喚屋でランダムで攻撃魔石がプレゼントされる場合もある。
土地のレベルアップ
自分の土地に止まった際、その土地の初期購入額と同じCPを支払うことで、その土地のレベルを1つ上げ、価値を上げることができる。マップ上の土地は、隣接した土地グループごとに「エリア」に区切られており、同一のエリアの土地を入手すると、そのエリアの土地を増資してレベルアップできる最大値が増える。通常は最大レベル3だが、土地が増えるごとに上げられる最大レベルが1つずつ増えていき、エリア全ての土地を独占した場合は最大レベル10まで増資できるようになる。ただし、乗っ取られたり手放したりなどでエリア内の自分の土地が減ってしまった場合、レベルアップできる最大値も下がってしまう(既に上げた分の土地レベルは下がることはなく、そのまま維持される)。
チェッククリスタル
マップ上の4色の「チェッククリスタル」を通過してスタート地点に戻ると、その時点で手に入れていた土地の合計額によってボーナスCPが貰える。これは1色だけでも効果があるが、チェックした色数によって貰えるボーナス値に差が付き、4色全てをチェックして戻ると大量のボーナスを貰える。また、金額がマイナスになっていた場合もゲームオーバーにはならず、スタート地点を通過したときに赤字を消してもらえる場合がある。

周回を重ねながらマップ毎に設定された目標金額に誰が一番早く到達するかを競う。ストーリーモードでは、各マップにいる1-3人のライバルに勝つと次のマップへ進めると共に、新たな種類の魔石が使えるようになる。一度クリアしたマップでも、2位に2倍以上の差をつけて再度勝利すると、そのマップのライバルだったキャラクターが友達魔石として使えるようになる(オメガと神竜を除く)。3度目に2倍以上の差をつけて勝利すると、攻撃魔石だったキャラクターが友達魔石として使えるようになる。

注釈[]

関連書籍[]

  • 『チョコボコレクション みんなのトリプル攻略本』 ISBN 4-925075-69-1 / デジキューブ、1999年12月

関連項目[]

外部リンク[]

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